ひげ長老 ひげちょうろう

ひげ長老の名付け親は小学1年生の女の子。子供の感性は鋭いですね。
太忠岳へ進む尾根筋近く、ヤクスギランドの一番奥に有った蛇紋杉(1997年の台風で倒木、現在は株のみ残ります。)の少し手前にあり、小沢の流れがあるため湿度が高く、とても多くの着生、多数の根が幹に絡みついています。
平成12年に屋久島で開催された世界自然遺産会議開催記念の公募による命名で、屋久島在住の当時小学1年生の女の子が「杉の根元についた苔がお年寄りの髭のように見えた」ということから命名しています。
ひげ長老への行き方など
ひげ長老 | |
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樹高 | 32.0m |
胸高周囲 | 9.5m |
推定樹齢 | 1,000年 |
標高 | 1,060m |
場所 | ヤクスギランド |
ヤクスギランド周遊150分の“やくすぎの森コース”のほぼ中間、蛇紋杉(倒木)の休憩所まであと少し。
ヤクスギランド ルートマップ・グラフ
入口→くぐり栂→林泉橋→荒川歩道→荒川橋→太忠分れ→小花歩道→ひげ長老→蛇紋杉(倒木)→天柱杉→母子杉→三根杉→沢津橋→仏陀杉→仏陀杉歩道→双子杉→くぐり杉→清涼橋→出口
ヤクスギランドは世界自然遺産地域には入っていませんが、屋久島森林生態系保護地域の保全利用地区、国立公園第三種特別地域、自然休養林などに指定されています。