縄文杉 じょうもんすぎ

世界最古の植物とも言われる縄文杉
屋久杉を代表する最大級の巨木“縄文杉”
縄文杉は合体木ではなく一本の杉。世界最古の植物とも言われ、日本に自生する杉の中で最大の幹周りを誇り、盤踞する根、隆々と盛り上がる幹・瘤、低くずんぐりした樹形。台風が常襲する屋久島の厳しい自然の中で生き続けた孤高の巨樹は神々しく、王者の風格さえ感じます。
盛り上がる瘤、うねる幹が木材としての価値を下げたために、江戸時代の屋久杉伐採を逃れることができました。
発見当時は樹齢4,000年と推定、縄文時代から生き続けてたとして“縄文杉”と名付けられましたが、樹齢の定説は3,500年、他に7,200年(世界最古の植物となる)、2,170年(科学的調査)など諸説あります。
縄文杉は訪れる人の増加に伴って踏み固められ根が傷み、土砂の流出や周辺の植生に影響が出始めたため、1996年に展望デッキが設置され、15mほど手前からしか見ることが出来ません。
縄文杉への行き方・楽しみ方
縄文杉 | |
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樹高 | 25.3m |
胸高周囲 | 16.4m |
推定樹齢 | 2,000年代~7,200年 |
標高 | 1,300m |
場所 | 大株歩道沿い |
メインルートとなる荒川登山口からは往復で9~10時間程の本格的なトレッキング。
登山道はかなり整備が進んでいて、登山経験が必要な場所や危険も無く、健康な成人程度の体力があれば十分に訪問できます。
「行ってみたいたいけれど…」と悩んだ末に諦めるのはもったいない!
準備さえして行けばきっと大丈夫ですよ~♪
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