初めての屋久島・いつかは行ってみたい屋久島

誰かベテランが引率してくれるなら良いのだけれど、交通・アクセス・気候・見ごろ・施設・持ち物など、色々分からないと不安ですよね。
ネット検索では中々見つからない屋久島のアレコレ Q&A

屋久島トレッキングガイド・観光情報

背景画像:屋久島の森(©Σ64 CC-BY 3.0)

屋久島あれこれ Q&A

初めての屋久島・いつかは行ってみたい屋久島。トレッキング旅行の準備や計画にお役立てください。

屋久島へ行く・旅行の計画

アクセスや宿泊・島内の交通・シーズンなど、屋久島旅行の計画について

大阪(伊丹)・福岡・鹿児島からの航空便、または鹿児島まで航空便を利用し、港から高速艇・フェリー。
個人で手配するより、パックツアーが格安な場合も。
詳しくは旅行・交通・アクセスを参照ください。
縄文杉や白谷雲水峡など、森が主な目的ならおススメは6月・11月。
標高の高い山へ向かうなら10~11月、または4~5月。
海や川が目的、海ガメの産卵を見たい…目的によって大きく異なります。
屋久島の天気・気温・降水や、トレッキングのベストシーズンなども参考に。
温暖なイメージの強い屋久島ですが、縄文杉や白谷雲水峡などの森、宮之浦岳ほか山岳部では雪が降り積雪もあります。
登山口への道路が凍結して通行止めにならなければ、山や森を楽しむことは可能ですが、冬山登山の経験と装備が必要になります。
観光気分で気楽にという訳ではないので「オフシーズン」とされています。
年中降りますw。
梅雨時期(5月末~7月初旬)以外なら、心持ち雨の日が多い程度で普通に晴れますよw
比率的に好天に恵まれることが多いのは4月・5月・10月・11月でしょうか。
森は大勢の人であふれ返り、そこここで行列が出来てしまいます。
できればゴールデンウィーク・お盆・9月の連休は避けた方が良いでしょう。
混雑カレンダーを参考に~
気軽な散策程度のハイキングコースから、8時間以上を要する縄文杉トレッキングまで様々なコースがあります。
トレッキングマップを参考に、無理のないプランを立ててください
とてもよく聞かれます。ズバリ“健康な成人なら誰でも”行けます!
いつも「運動部に入っていない中学生男子くらいの体力」と説明していますが、目安としては、ゴルフ1ラウンドをカートなしで周る、ジョギング10km程度、近場での10~15kmほどのハイキングなどが、終盤が多少キツくてもこなせる程度の体力があれば十分踏破できますよ~。
夏休み時期には、縄文デッキで小学5~6年生位の子供を時々見かけますよ。
登山口へ戻ってくる頃にはクタクタみたいですけどw
レンタカーが圧倒的に便利です。大抵の会社は安房~宮之浦の間なら宿・空港・港へ配車、貸し出ししてくれますし、乗捨てもOK。
但し、場合によってはタクシーや路線バスの方が良いことも。
詳しくは島内移動の手段を参照ください。
一日を山や森で過ごす日は、おそらく朝夕の食事は宿泊施設で用意いただける時間外になってしまいます。
例えば縄文杉トレッキングの日、真っ暗な早朝発なので朝食はお弁当、宿へ帰るのは早くて18時頃ので、一風呂浴びてからの夕食は外食の“素泊まり”が基本。
白谷雲水峡ほか、6~8時間未満程度のハイキング・トレッキングなら、宿泊施設で朝夕の食事もいただけると思います。
トレッキングが主な目的なら、交通と食事に関して便利な安房地区か宮之浦地区で宿泊されることをお薦めします。
グレードの高いホテルがお好みで、尾之間地区の宿泊をお考えの場合は、島内交通と食事面を十分考慮して検討ください。
プロのガイドは安全への配慮以外に、歴史や逸話などの興味深い話をしてくれたり、何気に見落とすようなポイントをしっかり押さえてくれたり。
自分達だけで歩くのとは違う楽しみを体験させてくれます。それなりの対価を支払う価値はあると思いますよ。
トレッキングルートから外れなければ、特に危険な場所や、遭難する可能性は皆無。道案内としてのガイドは必須ではありません。
「一人で、自分達だけで楽しみたい。」「ガイドツアーの代金が…。」
も正しい選択と思います。事前に様々な資料を読んで、ある程度知識を持って行けば、より楽しめるでしょう。
目的の行き先、季節などで様々。装備・持ち物・携行品・必須・あると便利な携行品などを参考にしてください

山や森を歩く

トレッキング中のリスク対処、歩行ルールについて

雷が聞こえた時は…
山岳にいる場合には姿勢を低く、早めに避難小屋や岩屋へ移動して、遠ざかるのを待ちましょう。
森にいるときにはあまり気にする必要はありませんが、孤立した樹木の下に避難することは、逆に危険ですのでやめましょう。
人気の縄文杉や白谷雲水峡周辺はもちろん、トレッキングルートには道標が整備されていますので心配ありません。
人通りの少ない場所や、古い登山道では、目印の赤いテープ(日焼けしてピンクの場合も)が判り難いこともあります。もしも進路が分からないような時は、無理せずに引き返しましょう。
赤いテープを見失い、戻ってみても…。
完全に迷ってしまったら“とにかく登る!”です。覚えておいてください。
一般的には下るのですが、屋久島では絶壁が多々ありとても危険。とにかく登って行けば、どこか登山道に出ます。
はぐれたと思っていたら本当の遭難だった…ということも有り得ます。
屋久島の登山口周辺より先では携帯も通じません。あらかじめ一日のコースをみんなで確認してどこで待ち合わせるかを確認しておくことが大切です。
屋久島にクマはいません。イノシシもハブもいません。
毒ヘビのヤマカガシとマムシが島に生息してますが、里の草むらの中に極少数。山や森では登山道を外れない限り全く問題ありません。
ヤクザルに襲われた例がほんの少しありますが、怪我をするほどではないので冷静に。
採らないで!
屋久島では植物の採取はもちろん、落ち葉一枚、石コロひとつ、昆虫一匹持ち帰ることはできません。 屋久島公式ルールを心得てお楽しみください。
下山する人に具体的に説明し、自身は避難小屋や岩屋に留まり、救助を待ちます。
場合によっては一夜を待つことも有り得ます。
たぶん五分五分w。気づかずに通り過ぎていることが多いのですが、けっこういますよ。
下を向かずに前を、周りを見ながら歩いていればきっと出会えます。

屋久島トレッキングについて

食事・トイレ・水・携帯電話など

ありません。飲料の自動販売機すらありません。
ヤクスギランドのみ売店があります。
要所にトイレ、または携帯トイレブースがありますので心配ありません。
携帯トイレの利用についてご協力ください。
水場は豊富にあります。
トレッキングルート中にある湧き水、沢を流れる水は飲めます。
超軟水の美味しい水です。ただ、山の生水には何の保証もありません。
また、降雨時、降雨後の沢水は止めた方が良いですよ…
登山口周辺から先では、ほぼ繋がりません。
ヤクスギランド以外の登山口には公衆電話もありません。
山中奥深くても、ひょっこり繋がることもあります。
電源を切って、しっかり防水して、万が一のときの為に持参ください。

ここなら繋がるかもね。
屋久島の登山口・山中に営業小屋(飲食・販売・宿泊など)はありません。
延焼の心配が無ければ全く問題ありません。
水場の多い屋久島ですから、沸かしてコーヒー、または熱々の食事も嬉しいですよね。
調理後の残飯や残り汁は、他のごみと一緒に里まで持ち帰ってください。
あります。普通にあちこち売ってますから安心して。
いくつもあります。

屋久島ライブカメラ

屋久島ライブカメラ

鹿児島県熊毛郡屋久島町 ( 太忠岳 )
06:00~18:00更新:環境省提供