龍神杉 りゅうじんすぎ

周囲の屋久杉の巨木を圧倒する威風堂々とした雰囲気を漂わせる“龍神杉”
かつての宮之浦岳参りの道・益救参道(竜神杉歩道・旧宮之浦歩道)に、ひっそりと佇む三神杉の中で最も樹高が高く、根元に巨大なうろのある極めて太い幹回り。神の名を冠するにふさわしい、周囲の屋久杉の巨木を圧倒する威風堂々とした雰囲気を漂わせる“龍神杉”。
昭和50年頃にはすでに竜神杉の名で呼ばれていたことが判っていて、その存在は知られていたものの、登山道としての整備は近年までなされず、2007年に登山道として開放された後も、道のりが急峻、公共交通手段がないなどの理由から認知度が低く、訪れる人もわずか。
誰とも出会わない静かな森に、ずっと続く苔に覆われた古い石段。奥深い三神杉の住む森は、まさに神域。
竜神杉への行き方など
竜神杉 | |
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樹高 | 不明 |
胸高周囲 | 11.0m |
推定樹齢 | 2,000年 |
標高 | 1,260m |
場所 | 龍神杉歩道 |
沢の水音を聞きながら、トロッコ軌道跡あり、長く続く苔むした石段あり。かつて参道として用いられた雰囲気の残る龍神杉歩道。
訪れる人も少なく、屋久島らしさを感じられる穴場。縄文杉の混雑がイヤな方には是非お薦めしたい三神杉トレッキングです。
竜神杉トレッキング ルートマップ・グラフ
益救参道登山口→林道・石段・トロッコ軌道跡・渡渉→三神杉(竜神杉・雷神杉・風神杉)(登り4時間/下り3.5時間程度)
片道わずか5.4kmで標高差1,100mほどを登りますのでかなり厳しいですよ。
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