夫婦杉 縄文杉へのトレッキングルートで出会う著名屋久杉

夫婦が仲睦まじく手をとりあうような姿
10m位の高さにある枝が3m程離れた2本の巨木を繋いでいるという珍しい形と、推定樹齢2,000年で瘤や皺も多くどっしり、方や推定樹齢1,500年と比較的若くスラリと長身。仲の良い二人の男女を連想させたことから名付けられた“夫婦杉”

屋久島トレッキングガイド・観光情報

木道は植生保護のため。外れないように。(イメージ:©Σ64 CC-BY 3.0)

夫婦杉 めおとすぎ

仲良く手を繋いだような“夫婦杉”

仲良く手を繋いだような“夫婦杉”©Σ64 CC-BY-SA 3.0

仲良く手を繋いだような姿。もともと杉は隣木などと融合しやすい性質なのですが、3mも離れた2本が10mもの高い位置で枝が繋がることは珍しく、目に付くことから名がついています。

大王杉からすぐ先の左手にあるのですが登山道からは少し遠く、また、縄文杉が近いこともあってす通りしてしまう方も多々。秋には着生樹のマルバヤマシグレとナナカマドの紅葉が美しく色づきます。

夫婦杉への行き方など

夫婦杉 左:妻/右:夫
樹高 25.5m / 22.9m
胸高周囲 5.8m / 10.9m
推定樹齢 1,500年 / 2,000年
標高 1,230m
場所 大株歩道入り口

縄文杉への登山ルート、大王杉を過ぎたら10分ほどで左手に。

見ごたえが無いようにも思えるほど皆がチラ見で通り過ぎるのですが、けっこう立派な巨木ですよ。

屋久杉らしく低く太く瘤や皺でゴツゴツの夫杉、杉らしくスラリと伸びたスリムな妻杉。
妻の方が背が高いのは夫に強風などから守られているからでしょうかww

屋久杉

屋久島の山地に自生するスギの中で、推定樹齢が1,000年を超える杉を「屋久杉」と呼びます。