縄文杉トレッキング コースマップ・標準タイム・標高グラフ
森の奥深くに佇む、屋久杉を代表する最大級の巨木“縄文杉”
緑が美しい森林、沢を渡りトンネルを潜るトロッコ軌道、ウィルソン株・大王杉など数々の著名な屋久杉を訪ね歩く風光明媚なトレッキングルートはしっかりと整備され、危険な箇所もありません。
健康な成人なら誰でも神々しい姿を仰ぐことができます！
背景画像：ヤクスギランド自体は30分～150分の4コース
王者の風格漂う孤高の巨樹“縄文杉”を訪ねる一日
王者の風格漂う孤高の巨樹“縄文杉”。夏休みには小学生もいる位、元気な人なら誰でも～♪©Σ64
屋久島の森の奥深くに佇む、屋久杉を代表する最大級の巨木“縄文杉”
日本に自生する杉の中で最大の幹周りを誇り、盤踞する根、隆々と盛り上がる幹・瘤、低くずんぐりした樹形。台風が常襲する屋久島の厳しい自然の中で生き続けた孤高の巨樹は神々しく、王者の風格さえ感じます。
縄文杉へのメインルート
難易度：★★★★★
所要：8～11時間・22.0km 標高差：約710m
屋久島の森に君臨する“縄文杉”。健康な成人なら誰でもその姿を仰ぐことができます！
ウィルソン株・大王杉など数々の著名ポイントを通る風光明媚なトレッキングルートは、しっかりと整備され、危険なヶ所もありません。また、オフシーズン以外は必ず利用する人がいるので、万が一の時にも安心。
モデルコース 標準タイム・標高グラフ
コースタイムは標準的なもの。スキルや体力・天候などで左右されます。
状況・周辺情報
一般に10時間が標準とされますが、必要以上に時間をかけるのは逆に体力を無駄に消耗するだけです。普通の大人が普通に歩けば8時間ほどで十分周れます。
最大の難所と言えば、ひたすらに長いトロッコ軌道。片道8km強・標高差300m強の緩い坂をリズム良く歩くことがキモです（混雑時はそれが難しい）。
水場・トイレ（または携帯トイレブース）
いずれも道程1～3時間毎にあるので心配ありません。
登山口への行き方・交通（荒川登山口）
登山バス、またはタクシー利用（レンタカーは屋久杉自然館で登山バスに乗り換え）。
運賃・時刻は島内交通を参照ください。
2大スポットを1日で歩く強行軍
難易度：★★★★★
所要：9～11時間・22.0km 標高差：約1,100m（辻峠+400m分を含む）
強いてお薦めはしませんが、1日で縄文杉と白谷雲水渓の両方を楽しむことも十分可能です。必須条件は閑散日、天候が良い、ある程度体力がある、へこたれない根性w の4点。
- Ａ：往復バスを使うなら荒川登山口05:35着→縄文杉→白谷雲水渓16:10発 コースタイム10時間強
- Ｂ：片道をタクシーで白谷雲水渓05:30頃着→縄文杉→荒川登山口18:30発 コースタイム12時間強
入山・下山の登山口が異なる為、レンタカーや原付は使えない。いずれにしても終バスの時刻に間に合わせる必要があります。歩く距離はメインルート単純往復と変わりありませんし、著名スポットはある程度の時間をとれます。ただ、多少早めに着きたいと焦る気持ちが道程の余裕を無くし、十分に楽しめないかも…。
体力は中学2～3年の男子運動部員くらい以上あれば大丈夫ｗ。例えばゴルフならカートなしで1ラウンド、ジョギング10kmくらいを難なくこなせる体力が欲しいですね。
モデルコース 標準タイム・標高グラフ
始発のバスを降りたらすぐに歩く！最初のトロッコ軌道8km余りを2時間強で通り抜けたい。
時間調整が容易なＡ
遅いペースに巻き込まれないよう、始発のバスを降りたら真っ先に歩く！軽い登坂のトロッコ軌道をリズム良く。
大株歩道～縄文杉まではある程度ゆっくり楽しめます。縄文杉を11時には出発し白谷雲水渓へ。もののけ姫の森を、さらに余裕があれば太鼓岩(+40分)や奉行杉コース(+60分)も廻れます。
縄文杉への到着が11時過ぎ、または折り返しの楠川分れが14時近ければ、諦めて荒川登山口へ。
天候が良い日限定の理由は、歩きやすいだけではありません。前日までの雨量が多いのにさらに雨、または豪雨に襲われた時は、白谷雲水峡の沢が増水して渡渉できない場合があるから。
白谷雲水峡は、管理棟から10分ほど宮之浦方向へ下ればドコモに限り電波が通じます。最悪タクシーを呼ぶ手も…
水場・トイレ（または携帯トイレブース）
いずれも道程1～3時間毎にあるので心配ありません。
登山口への行き方・交通（往：荒川登山口・復：白谷雲水峡）
荒川登山口へは登山バス（始発登山口5:35着）、またはタクシー（もう少し早くスタートしたいなら）
白谷雲水峡からの路線バス最終は16:10（タクシーを予約しておく手もアリ）
運賃・時刻は島内交通を参照ください。
モデルコース・地図
