屋久島の山岳地域では携帯電話は使えません。里ではほぼ100%大丈夫

いくら「繋がる!」とCMでアピールされても、それは人の居住するエリアでのこと。サルとシカしか居ない山岳地域、しかも木々が鬱蒼と生い茂る森の中では通じないのが当たり前。
有事の時には必要だ!って言われても、救急車が駆けつけてくれる訳でなし。使えない携帯電話は邪魔なだけ~♪

屋久島トレッキングガイド・観光情報

背景画像:屋久島の森(©Σ64 CC-BY 3.0)

登山口周辺より先は携帯電話は使えません。

島の頂「宮之浦岳」を中心とした直径20km余りの島ですから、木々が電波を遮らないような見通しの良い場所、「縄文杉デッキ」「宮之浦岳・永田岳・黒味岳・栗生岳・太忠岳の各山頂」「投石平」などでは、携帯の向きをクルクル変えると何とか電波をひろう場所があります。

この辺なら繋がる!こともあるみたい。

山中でもピンクのあたりなら繋がる!こともあるみたい。©ZENRIN

NTTドコモのエリアマップ©ZENRIN

auのエリアマップ©ZENRIN

ソフトバンクのエリアマップ©ZENRIN

山中に電波塔は無く、3キャリアとも電波エリアから外れていますので「繋がる!」とは言い切れませんが、電波を遮る尾根や森などの影響が少ない場所なら、機種によっては辛うじて通話できることもあるようです。

トレッキングを楽しむのに携帯電話は必要?

事故など緊急時に携帯電話があれば助けを呼べるとお考えかも知れません。「山では通じない」という常識も崩れつつあり、実際に富士山では山小屋に電波塔があってほとんど全域で、北アでは限られた条件と場所ではありますが繋がります。でも、仮に急報できたとしても山の中では駆けつけてもらうことができません。

TVニュースで見たことのある「ヘリで救助!」って100万円くらいしますし、木々が鬱蒼と生い茂る屋久島の山岳では先ず無理な話w。

「連絡手段が一切無いよかマシ」かも知れません、「連絡が取れなくて…」と心配をかけなくて済むかもしれませんでもね、キチンと準備し、ルールを守って楽しんでいればそんな事態には先ずなりませんし、里へ下りたら繋がるのですから。

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