屋久島は島の約4割が国立公園。自然公園法で落ち葉一つ・石コロ一つ持ち帰ることは禁止されています。

現在日本国内にある30の国立公園。屋久島は島の4割が国立公園域に指定されており、特別保護地区と第1種特別地域の一部は世界自然遺産地域として登録されています。
国立公園は「自然公園法」という法の基、動植物の採取や損傷は禁止!記念に落ち葉や石コロを持ち帰るのもダメ。

屋久島トレッキングガイド・観光情報

登山道や指定された歩行ルートから外れるのはマナー違反(©Σ64 CC-BY 3.0)

「採らない」「傷つけない」「与えない」

現在日本国内にある30の国立公園。中でも屋久島は、島の4割が国立公園域に指定されており、特別保護地区と第1種特別地域の一部は世界自然遺産地域として登録されています。
国立公園は「自然公園法」という法の基、動植物の採取や損傷は禁止されています。

正確には植物の「植栽」「播種」、「家畜の放牧」、「たき火」、「物の集積」と記されています。つまり自然に対して何らかを加える、ダメージを与える行為を禁ずるということ。

たとえ石ころや落ち葉でもダメ。

採らない

自然公園法では動物の捕獲はもちろん、厳密に言えば「落ち葉一つ」「石ころ一つ」採取することすら禁止。

記念に石コロを1つ拾って帰ったからといって実際に刑罰を受けることも無いのですが「これ位なら」とか「保護区域外だったら問題ないでしょ」って勝手ルールは大人として恥ずかしくないですか?人格すら疑われますよ。

木道は植生保護のため。外れて歩かないように

傷つけない

「枝を折る」「葉をちぎる」などの行為はもちろん、“踏まれる”だけでも自然の受けるダメージは相当なもの。「いい角度で写真を撮りたい」からって、歩行域から足を踏み出してしまうのにも十分に注意したいものです。

常識過ぎますが山火事の原因・たき火は厳禁。ストーブの使用は禁止ではありませんがくれぐれも事故の無いように。

ヤクザルに襲われた報告も時折

与えない

ヤクザルやヤクシカを見かけても、遠くでそっと見守るだけにしてください。エサを与えると野生本能を失うと共に、食べ物の味を覚え農作物被害を引き起こすきっかけにもなります。

野生動物は野生のままが一番幸せ。また、過去には一部のサルが人を襲った報告もあります。危険なので決して近づかないように。