山でのゴミ・トイレ事情
屋久島に限らず、ゴミは里まで持って帰るのは常識ですし、持って帰るだけですから問題はありませんよね。
心配なのは突然の腹痛!長時間のトレッキングなら水分はむしろ多めに採るべきなのは判っていても尿意が心配…
トイレはそれぞれの登山口とルート中の非難小屋に

トイレ・トイレブースのマップ©屋久島世界遺産センター
それぞれの登山口、トレッキングルート中にある非難小屋に貯留式トイレが設置されていますので、宮之浦岳他への登頂・縦走へ向かう方以外は大きな心配はありません。ただ、一定間隔ではなく、長い区間では2~3時間程の間隔があります。
排泄物も自分で山から下ろす。携帯トイレ・専用ブース

©環境省屋久島自然保護官事務所
世界遺産への登録と共に入山者が激増、貯留式トイレだけでは対応できずトイレ外で用を足す方が増えてしまいました。
里の水源である水脈に大腸菌が流れ込んでしまったり、土壌の栄養過多など生態系へ及ぼす悪影響、汚物の臭気など様々な問題の解決策として、屋久島では携帯トイレ専用ブースが多く設置されており、携帯トイレの持参・利用をお願いしています下山後、登山口の回収箱へ。
屋久島でもずいぶん以前は山岳のトイレは自然分解に任せていました。
貯留式だと溜まった汚物は人力で里まで運ぶ以外に処理方法が無く、現在も悩みのタネ。
近年流行のバイオ分解トイレだとこの悩みも解消できるのですが、貯留式トイレの数倍・1基数100万円~千万単位の費用が必要という事情もあり、入山者に携帯トイレ利用の協力と、し尿搬出費用を含めた屋久島の自然環境保全のために一口500円の募金をお願いしています。
携帯トイレは島内の登山用品店、土産物屋、ホテル、レンタカー店、観光案内所等で1パック400円・2パック500円販売されています。
コース・マップ・グラフ
レベル・スタイル・目的など、自分に合ったコースが見つかりますよ~♪
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