黒味岳日帰りトレッキング モデルコース・マップ・標準タイム・標高グラフ

一番手軽に登れる奥岳・屋久島三山のひとつ“黒味岳”
原生林の森を通り抜け、季節の花が咲き誇る湿原や数々の巨岩と出会う、登山の醍醐味を存分に感じられる、変化に富んだ楽しい爽快トレッキングです。時間と体力に余裕があれば、30分先の“投石平”まで足を伸ばすの良いかも。

屋久島トレッキングガイド・観光情報

背景画像:橋で渡る透き通る美しい水の流れる淀川(©Σ64 CC-BY 3.0)

屋久島三山のひとつ“黒味岳”制覇

花之江河から望む黒味岳

一番手軽に登れる奥岳・黒味岳

難易度:★★★★★

所要:6.5時間・8.5km 標高差:約470m

宮之浦岳・永田岳と共に屋久島三山と呼ばれる屋久島の代表的な山“黒味岳” (1,831m)。
宮之浦岳へと続く登山道は、美しい水の流れる淀川を渡り、季節の花が咲き誇る湿原“花之江河”を通り抜け、数々の巨岩と出会う爽快トレッキング。ロープを握って大きな花崗岩を登れば、北に永田岳・宮之浦岳、眼下には湿原を見下ろす360度の大パノラマ。
登山の醍醐味を感じられる、変化に富んだ楽しいトレッキングルート。時間と体力に余裕があれば、30分先の“投石平”まで足を伸ばすの良いかも。

モデルコース 標準タイム・標高グラフ

モデルコース 標準タイム・標高グラフ

一番手軽に登れる奥岳・黒味岳

状況・周辺情報

淀川登山口ですでに標高1,360m。多少低酸素気味なのと、足を痛めると命取りにもなりかねないので、確実にゆっくりと歩くことを心がけてください。
分岐も多い本格的な登山道ですが、しっかり道標があり迷う心配は無く、特別な難所・危険箇所もありません。

標高の高い奥岳では、気温の上がる夏季(梅雨~9月)は晴れる日が極端に少なく、逆に晴れると日差しを遮るものもありませんのでとても暑くなり、紫外線が強いので日焼けを通り越して火傷状態になるかも…
奥岳へ向かうなら、秋(10~11月)、次いで春(4~5月)が良いですよ~

水場・トイレ(または携帯トイレブース)

登山口以外に水場は3ヶ所、携帯トイレブースは2箇所にあります。

登山口への行き方・交通

路線バスだと紀元杉バス停から徒歩1.6km。運行ダイヤと所要時間から往復共に使えません。

レンタカーが便利ですが、駐車スペースは数台。路上駐車も多く、かなり早めに行かないと駐車が心配。往復共にタクシーの利用をお薦めします。(安房片道6,000円/台位)