トレッキング入門
目的やテーマを持って自然を歩き、調和するなかに季節を感じとる。
目標達成に充実感を得て、心からリフレッシュ。それこそがトレッキングの本質です。
自己流でも十分に楽しめるトレッキングですが、基礎的な知識や技術的なことも知っていれば、より快適で安全に楽しめます。
トレッキング・ハイキング・登山の違い
よく聞かれますが、3ツに明確な区切りはありませんw
トレッキングとはこうだ!とか、ハイキングや登山と混同していようが、そんなのはどうでも良いことなので別に知らなくて全く問題なし。個人的に気になっていろいろ調べたので載せてみたかっただけw
トレッキング
日帰りで登る標高数100メートルほどの軽登山もトレッキングと呼ぶことが区別をややこしくしています。
- 山歩き自体が目的の中心
- 登頂にはこだわらない。
- ある程度長距離・長時間を歩く
- 一定の装備を必要とする
- 川に沿って歩くリバートレッキングなど、歩く場所によって細分類も。
- バイク・自転車で山を走ることもトレッキングと呼ばれる。
ハイキング
特別な装備を必要とせず日常の散歩の延長に近い感覚で定められたコースを景観などを楽しみながら歩くこと。
- 軽装で一定のコース・距離を歩く
- 山と限らず、歴史的景観を楽しむコースなども含まれる
- ランチ・食事が主目的で距離の短い場合はピクニックと呼ぶ
- 市街地の場合はウォーキングとも言い、健康目的のこともある
- ハイカーと呼ぶ
登山
辞書では「山へ登ること」。山登りなら何でもという事になってしまうので以下は近代登山(alpinism)について
- 登頂または高標高を目指す
- 登ること自体を楽しむ
- より高く困難な登山を志向する
- 登山が精神や肉体に与えるものを重視し、それを人生のうるおいとすることを目的とする(wikiより引用)
- 登山家、又はアルピニストと呼ぶ
登山 ≧ トレッキング ≧ ハイキング ≧ ウォーキング ≧ 散歩
右へ移るほどに歩く距離や時間、コース自体がやさしく気軽に楽しめるって感じかな。
欧米では日帰り・10km程度までを「ハイキング」、数日間に亘って歩くなら「トレッキング」という感じで区別されているようですが、日本においてはハッキリ定義付けられておらず全て「登山」という一語で括ることができます。
トレッキングには川に沿って歩くリバートレッキング、雪原を歩くスノートレッキング、鉄道の廃線を歩く廃線トレッキング、花を愛でるフラワートレッキング、景観などを撮るフォトトレッキングなど、歩くテーマや目的による分類もあります。