屋久島内の移動・交通手段 タクシーを利用する必要のある場合 タクシーで自由度を広げる

淀川登山口への交通手段はタクシーが最適。路線バスのバス停は遠く、レンタカーは駐車スペースが心配なのと、縦走なら当然ダメ。
バス始発の到着前に登山口へ行きたい。終バス出発時刻には僅かに間に合いそうに無い。森でビールが飲みたいwなどなど、バスとタクシーを組み合わせればトレッキングの自由度が広がります。

屋久島トレッキングガイド・観光情報

屋久島の森(イメージ:©Σ64 CC-BY 3.0)

タクシーが最も適している場合

宮之浦岳への登山口・淀川登山口の駐車スペースは数台分

屋久島の中心に高く聳える宮之浦岳をはじめとする奥岳へのアプローチとして人気の登山口“淀川登山口”。残念なことにレンタカーで行くには駐車スペースが数台分しかなく、路線バスだと紀元杉前から1.6km・1時間ほどかかってしまう…

それこそ間違いなく、最も適した交通手段・タクシーの出番です。縦走して荒川登山口や白谷雲水峡へ下る場合にも最適となることは当然です。

登山口への交通手段としてタクシーを利用するのが適している例としては

  • 始発のバスが着く時間より前にスタートしたい。
  • 下山の予定が終バスの時間を過ぎてしまう可能性がある。
  • 運転免許が無い。森でビールを飲みたい♪

山岳以外の場合も例えば白谷雲水峡の場合、宮之浦始発の路線バスは08:35着、終バスは16:10発。帰りの船・航空便の都合などでもう少しだけ早く、または遅くまでなんて感じで、往復のいずれかはバス、片道をタクシーと組み合わすことで費用を抑えられる上にトレッキングの自由度を広げることもできます。

木の根が多く張り出している屋久島の登山道では特に夜明け前・日没後など暗がりを歩くのは危険。無理な計画はしないように。

港・空港以外からは予約制

島に流しのタクシーはいません。登山口に待機車はいません。港・空港以外からの利用は電話で予約を。(早朝・夜明け前も全然OK♪但し05:00より前の配車は深夜割増です。)

気になるタクシーの運賃

主な区間毎の1台あたりの運賃を参考まで(小型:運賃はもちろん多少前後します。)

区間 1台
安房 淀川登山口 ¥6,000(約60分)
安房 荒川登山口 ¥5,000(約30分)
安房 空港 ¥2,700(約20分)
安房 ヤクスギランド ¥4,700(約30分)
安房 紀元杉 ¥5,500(約50分)
安房 宮之浦 ¥5,700(約30分)
宮之浦 白谷雲水峡谷 ¥3,300(約30分)
宮之浦 空港 ¥3,200(約30分)

一人なら結構痛い出費ですが、二人以上なら十分利用価値がありますよね。
ほとんどの登山口では携帯が通じないので、帰りも予約する必要があることに多少の不便を感じるかも知れませんが…

コース・マップ・グラフ

レベル・スタイル・目的など、自分に合ったコースが見つかりますよ~♪