ガレ場・ザレ場・渡渉・鎖場。特殊な場面の知識とテクニック。 トレッキング入門
ガレ場・ザレ場・渡渉・鎖場。特殊な場面の知識とテクニック
鎖場・ハシゴ場の例。登りはキツく下りは足がすくむ…
ガレ場・ザレ場
ガレ場:岩がゴロゴロと積み重なった場所(ゴロとも言います)
ザレ場:小石や砂を敷いたような場所(単にザレ、またはザクとも)
登山らしい趣を感じるガレ場・ザレ場は危険度の高い難所です。
- コースを見失い易いので十分に注意
- 崩れる・足をとられ易い。一歩づつ慎重に
- 落石の可能性があるので休憩を取ってはいけません
自分が蹴って落とした小さな石コロ。転げ落ちる内に大きな岩を落としてしまうことがあります。たとえ小石であれ、落としてしまったら大声で「ラク!」と叫んでください。
岩場
クライミングと言った方が判り易いでしょうか。手足のしっかり掛かる位置を探し、左右の手足のうち常に3点で体を安定させ(三点支持)、1つづつ動かしながら登り(下り)ます。
登る(下る)の基本は足。手は主に背中から落ちないよう岩場に張り付くために使います。
初心者は大きな規模の岩場がある、または岩場の続くコースは避けるべき、確実に安全です。
鎖場・ハシゴ場(岩場・巨岩を超える補助具)
切り立った岩場に鎖またはロープの架かるクサリ場。体を三点支持で安定させるため、または背中から落ちないための補助具です。腕でグイグイ引っ張り上がるのではありません。
梯子の架かるハシゴ場は、両手で横棒を握ると安定します。
渡渉(橋のない沢を渡ること)
特にテクニックはありませんが、見た目以上に水流は強いので、足首より深い場合は水に踏み込まないように(靴中も濡れるし)。増水時は特に注意。
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