トレッキングの服装 基本は重ね着・レイヤリング 屋久島では改めて重要です

里と縄文杉の標高差は1,300m。進めば進むほど気温が下がるよ

山用語でレイヤリングと言い、重ね着が基本。©Goldwin

山の基本「重ね着」屋久島では改めて重要

例えば縄文杉トレッキング。登山口と縄文杉の標高差は1,300m、温度差は単純計算で10度以上。森は木々に日差しを遮られ、日中気温はなかなか上がりません。

「登るほどに気温が下がるから、どんどん重ね着してゆく」という意味ではありません。
スコールのような大雨や強風など気象の変化に対応するために重ね着する。逆に暑くなってかいた汗、ムレて湿った下着のせいで、休憩で足を止めて冷えれば寒気!体温をどんどん奪い必要以上に体力を消耗してしまうので、どんどん脱ぐ。

屋久島でのトレッキングは長時間。体感温度は条件次第ですぐに5度位は変わってしまいますから「脱いだり着たり、前を開けたり閉じたり」の調節が改めて重要になります。

レインウエアを当てにしてはいけません。

「寒けりゃカッパを着ればいい」のですが、そこは何せ「月の35日は雨」の島。最終の防寒着として役に立たなくなりますw

港・空港・町 里は東京といくらも変わりません。

真夏は暑い、早春・晩秋は肌寒い。鹿児島の南で温暖なイメージですが、雨が多い以外は里の気候は東京といくらも変わりません。里での衣類はトレッキング用とは別に用意してね(濡れたり汚れたりで着る服がなくなるかもよw。)

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